グラス鉛筆デッサン制作過程
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少し水の入った透明のグラスのデッサンです。ガラスの硬さと透明感を出せるように描いていきます。透明なモチーフは、難しく、透けてはいるけどちゃんと物質があるように抵抗感がをないといけません。
画材:ケント紙、鉛筆。 -
モチーフのグラスです。高さ80mmくらいの小さいグラスに少し水を入れています。
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鉛筆デッサンをする前に、黒のマーメイド画用紙に白の色鉛筆でスケッチをしました。
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基準になる水平垂直の線を引いてあたりを描きます。
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形がしっかりと描けてきたので、補助線を消し、アウトラインだけにして、細密に描き込めるようにします。
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グラスの飲み口の厚みや丸みの立体感を意識しながら描いていきます。硬めの鉛筆をタッチを重ねたりテッシュを使いながらぼかしていき、透明感を出すようにします。
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完成です。表面がつるつるのケント紙を使うことで、グラスのつるつる感や硬質感を出しやすくなります。
透明な水やガラスを描く場合は、ハイライトが重要になります。屈折して暗くなっているところを一番黒くして、光を反射しているところを一番明るくします。
飲み口の部分に遠近感をだすため、手前を濃く描き、奥を薄くぼかしています。
反省点:下の屈折している部分がただゴチャゴチャしているだけなので、ここを正確に描けると絵の説得力が増します。